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人事インタビュー INTERVIEW OF HUMAN OF RESOURCES

◆物流は、環境変化に対応していく仕事

当社に転職して、もう20年が経ちました。
現在は、新規物流センターの設計・立ち上げ、収益管理、改善、機械化・IT化の推進投資シミュレーションなどを行っています。

物流は、環境変化に対応していく仕事です。

「当たり前」は変わります。昔はコンビニなんてなかったし、インターネットもなかったですよね。物流の世界も同じです。国内で完結していたものが、部品を海外に輸送して、組み立てた製品を輸入するといった流れでグローバルにモノが動くようになりました。
環境の変化を踏まえて、物流業者としてどういった価値を提供していくかを考えるのがこの仕事です。

◆現時点でのスキルはもちろん大切ですが、変化に対応していけることの方が重要

一方で、環境は変わっても、物流の本質は変わりません。
――「入庫して、保管して、出庫する」。
これが物流の基本であって、そこに各業務が紐付いて、私たちは創意工夫を凝らしているわけです。

この創意工夫の部分は、私が携わってきた20年間だけを見ても大きく変わってきました。
物流センターに関わる人材は、変化にキャッチアップできることが必須要件です。どんなサービスを提供していくべきか、その仕組みをどうやって構築するか、ということを考えられる人物ですね。

現時点でのスキルはもちろん大切ですが、変化に対応していけることの方が重要で、そのためには、仕事をロジカルに、シンプルに、把握する必要があります。本質を把握していれば、ひとつひとつの仕事の意味・理由が分かりますから、変化に対応していけるはずです。

数字に敏感であることも要素のひとつですね。自分の仕事を定量的なボリュームやパフォーマンスで理解できているか。自分の仕事をビジネスとして捉えられているか。それができれば物流経験の有無は問いません。どんな仕事であっても、インプットとアウトプットがあって利益が生まれるわけですから、その基本構造を理解していれば対応できるはずですよ。

◆「このセンター長だから頑張ろう」と思ってくれるチームをつくれるかどうか

お客様と約束したことをきちんと遂行するための論理的な頭の使い方に加えて、スタッフが活躍できる環境をつくれる人間性が求められます。物流センター長となると、100~300人のスタッフをまとめることになります。いろんな人と関わって物事をまとめていくのが仕事です。

マネジメントのやり方は人それぞれですから、口べたでもいいんです。伝える熱意があるかどうか。責任者を見て、現場は動くわけです。人間らしさというか、「このセンター長だから頑張ろう」と思って頑張れるチームをつくれるかどうかですね。

◆新しいことに挑戦していける会社

当社は業界特化していません。時代にあわせたビジネスをやる方針です。実際に、数年前には医療機器を扱うようになりましたし、この9月には、医薬品サービス事業部が立ち上がりました。これも長寿化という外部環境の変化を受けての決断です。

鈴与には200年という歴史がありますが、常に事業拡大を続けてきました。新しいことに挑戦していける会社であることは間違いありません。

個人の働き方も同様です。同じことをやり続けるのではなく、成長や挑戦を意識してほしいと思っています。その中で、海外勤務のチャンスや物流センターの立ち上げなどに関わる機会も出てくるでしょう。反対に、これしかやりません、できませんという思考や働き方だと、鈴与の目指す方向とは異なってしまいます。ぜひ「新しいチャレンジ」にわくわくする人材と一緒に、次の鈴与を創っていきたいですね。

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